落花生物語【完結】

【第1章 植えつけ】

6月20日、落花生の苗を植えました。

どんな花が咲くかな。

 

【第2章 花】

7月24日、花が咲いていました。

黄色い花。

このあと、どうなるのか?

 

【第3章 花が落ちてからはじまる物語】

8月2日。真夏のド真ん中。

落花生の花が咲いて、やがて土の上に落ちていきます。

花が落ちたあとに、「管(くだ)」のようなものが土の中に。

あちらにも。

こちらにも。

「落・花・生」。ちてからきる。物語は、これから。

 

【第4章 夏草との闘い】

8月22日。

油断していると、

一面に夏草。

闘った結果、

黄色い花も土に向かう管もしっかりしていました。

 

 

【第5章 充実のとき】

10月11日。

秋になって充実してきました。

しっかりと大地を吸い取っています。

今まさに充実のとき。

 

【第6章 収穫】

10月18日

充実の時を超え、いよいよ収穫です。

土の中に…、

土の中に落花生ができています。

土がついて泥にまみれて、地上へ。

あたらしい落花生の誕生です。

物語はまだ続きます。

 

【第7章 別れの予感】

10月20日

あるものは、炒られました。

あるものは、来年のために待機。

大多数は、干されています。

同じ苗から生まれたそれぞれ。

別れの予感。

 

【第8章 独立】

11月7日

窓辺に干されて乾燥完了。

ともに過ごした枝や根と、いよいよサヨナラ。

独り立ちです。

水で洗われ、最後の乾燥。

物語もいよいよ終わりに近づいています。

 

【第9章 さよなら】

オ-ブンが160度に設定されました。

35分間熱に身を任せます。

オ-ブンのなかでゆっく回っています。

香ばしいにおいが部屋を包みます。

ほくほくに炒りあがりました。

春の日の出会い、夏草との格闘、黄色い花。

落ちた花に向かって伸びる管。

土の中の輝き‥‥

11月11日。くしくもこの日は、ピ-ナッツの日。

いっそう感謝していただきます。 ≪完結≫